素敵な里親さんが見付かるまで、武蔵野のとある家に下宿する動物たちのお話。
度が過ぎています
2007年03月15日 (木) | 編集 |
最初ウチに来たときは、結構オドオドしていたさくら。
でも最近ようやく慣れてきて・・・・慣れてきたと思ったら、こんなことをし始めました。

DSCF1979.jpg

これはヒドイ。壁紙ウンヌンではなく、建材にまで達しています。

最初にこれをやられたときは、犯人がBuddyなのかさくらなのか分かりませんでした。口の中を調べたところBuddyの口の中に壁紙の屑らしきものがあったので、てっきりBuddyの犯行かと思っていました。

しかし、Buddyと一緒に昼寝をしていた午後、不審なガリガリ音が隣の部屋から聞こえてきました。そして急いで隣の部屋に行ってみると、柱の木材が更にむき出しになり、ヨダレでベタベタになっています。噛みたてホヤホヤです。これはもう確実にさくらの犯行です。
すぐにさくらの首根っこを押さえて大声で「コラー!!!」と注意しました。そのときは反省したかのように見えました。

しかし、またしばらくすると「ガリガリガリ・・・・」
骨ガムを与えているのに柱を噛んでいます。「怒られてもやる」、もしやこれが柴犬特有の頑固さか!と思いました。
そしてまた、さくらを現行犯で捕まえ、今度は厳し目に怒ります。
首根っこを押さえて床に伏せさせ、マズルを手で握りながら、大声で「噛んだらダメ!!!」と怒りました。

こんなことを覚えてしまったら、里親さんのおうちで「室内完全フリー」なんて生活は出来なくなってしまいます。

すると、さくらは体を固くして失禁しました。
もしかすると捨てられる以前の生活で、飼い主に威嚇されたり、いじめられたり、そういうトラウマがあるのかもしれません。
あるいは、毎回ウレションもする犬なので、感情に激しい変化があると漏らしてしまうだけかもしれませんが・・・。

ウチでは今まで、さくらはいらずらもせずに良い子にしていたので怒る機会がありませんでした。ですのでこれは、新たな発見というかなんというか・・・・さくらの里親を希望する方へは、報告しなければならないことです。可愛くて100%良い子というわけではないということを。(実は噛まれたのも、写真のこの部分だけではありません・・・)

しかしこうなると、怒り方(接し方)が難しくなります。

”壁を噛むことは、いけないことだ”
そう教えているのに、「コラ!!!」と怒るだけで、首を押さえ付けられただけで、さくらの体と意識は硬直し、パニック状態です。
なぜ怒られているのか理解する前に、心を閉ざしてただ怯えて逃げるだけの状態になってしまいます。そして一度怒ると、しばらく近付いてこなくなります。(そんなに特別厳しく怒っていないのに・・・わたしもショックですわ・・・・)

こういった状態を治すのは、わたしが預かる短い期間ではなかなか難しいと思います。わたしも、怒る、無視する、言い含める、ほかの事に気を逸らす、など色々とやってはいますが、さくらには届いていないようです。

もしかしたら、さくらのこういったいたずらの矯正には、心の問題も絡み(以前の生活がまったく分からないので何とも言えませんが)、長い時間がかかるかもしれません。里親を希望される方には、さくらのこういった一面を予め知ってもらい、それなりの覚悟と理解をして頂きたいと思っています。

ただただそのままを受け入れる深い愛情と、一緒に暮らすルールを守ってもらうために必要な厳しい愛情と、問題行動に対して矯正方法をどうしたら良いのかを考える愛情と・・・、さくらには、とにかく色んな愛情が必要なようです。

コメント
この記事へのコメント
melon☆様
こんばんは。
躾(人間と一緒に暮らすためのルール)を教えるのは本当に難しい!と感じている今日この頃です。
犬それぞれに性格や個性があり、さくらの場合は、単なるビビリ屋なのか、トラウマなのか分かりませんが、ファン・トレーニングが必要なようです。
わたしもまだまだ勉強が足りんな・・・と思っています!
2007/03/17(土) 00:23:23 | URL | yaezo #-[ 編集]
むむむむ。
大変なことになってますね。。。壁。
ただ怒るだけでは、さくらちゃんには伝わらない…。
おしっこ等、躾って大変だけど、過去に何かあったかもしれない子は、特に大変なんですね。
反応をみながら、さくらちゃんに合った方法を見つけていくyaezoさん、ステキです☆
早く、さくらちゃんにその想いが伝わるといいですねv-22

2007/03/16(金) 20:30:42 | URL | melon☆ #-[ 編集]
#あーちママ 様
こんにちは。
こんなにビビリ屋の柴がいるなんて!と思っていましたが、あーちさんもそういう経験があるのですね。あーちママ様のおっしゃるように、さくらとの付き合い方を見極めるのには、結構時間がかかりそうです。
わたしも、さくらがどんな子かまだまだ分からない部分があるので、ほめたり、怒ったり、あえて色々なことをして、その都度さくらの反応を見ているような毎日です。
そして、怒った人間への反応が、この記事のようなものでした。
ですので、飼い主となられる方には、怒らずに、褒めたり、うまく誘導したり、そういったうまい躾の技術がある程度は必要ですね。
もちろん「家なんて壊されても何されてもいいわ!」という心優しい奇特な里親様を除いては、ですが・・・(笑)
犬はみんな個性があり、なかなか一筋縄ではいかないですね!
わたしも勉強しなければ・・・と思います。

# 柴犬様
コメントありがとうございます。
1歳になる柴の女の子がおられるとのこと、さくらとほぼ同じ年頃ですね。
うちでも、齧られない工夫は一応しているつもりです。写真の左に写っている、ケージのパネルで柱を囲ってみたりしましたが、朝になると齧った跡があります。隙間から、どうにかして必死で噛んでいるのでしょうね・・・。
ウチでいたずらに困っている、というよりも、新しい家に行ったときに「こんなことをする犬なんて、聞いてません!」と言われることを防止するために、予め周知するために、あえてこの記事を書きました。
一度里子に出た子が「やっぱりいらない」と、また帰ってくるときが、最もボランティアとしてガックリくるときでしょうから。。。(まだそんな経験はありませんが)
頂いたご意見は参考になりました。
ありがとうございます。

#purita 様
さくらは日々ウレションなので、おしっこを漏らされることには慣れていたつもりでしたが、怒られても漏らす、というところがウレションとは事情が違ってきます。
飼い主となられる方には、心のケアや躾の技術(怒るだけではダメということ)を求めなければならなくなりますからね。でもそれは、スキルではなく、愛情でカバーできるものだと思います。
おそらく、飼い主が思い描く「理想の家庭犬」になるまでに、紆余曲折・・・それなりの時間が掛かると思うのです。ですので、それを覚悟して里親になってくださる方でないと、今後10数年の犬との生活が、思い描いたものとは違うものになってしまいます。
さくらはそれ以外では良い子なので、ぜひ里親会でも会ってみて下さいね!
2007/03/15(木) 17:54:33 | URL | yaezo #-[ 編集]
う〜ん、何だか少しあーちが来た頃に似ているかも。
あーちは押さえつけれられたりすることがとっても嫌で、一度失禁してしまったことあります。
なのでそれ以来やめてしまいました。(こちらもものすごくショックでした)
今では私に怒られてもへこんだりはしませんが、以前はしばらく私を避けたりしてました。
爪きりの後、シャンプーの後、ぜーんぶ避けられてました(笑)
なので、あーちのトレーニングは誉めて教えるやり方です。
さくらちゃんのように、過去に何があったのかはわからないので、付き合い方の見極めをするのに少々時間はかかりましたが、でも、絶対克服できると思います。
里親さんになっていただく方、時間は多少かかるかもしれませんが、お互いの距離が縮まっていく時の快感は最高なので、きっと良いパートナーになってくれますよ。
なので、さくらちゃん、もしあーちに似ているのなら、叱らないで教えていく方法をとった方がいいのかもしれませんね。
2007/03/15(木) 16:30:13 | URL | あーちママ #yEqkHRRI[ 編集]
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2007/03/15(木) 15:45:30 | | #[ 編集]
こんにちは。
失禁。ショックですよね。うちも怖い思いをしてきた子なので普通車は大丈夫と聞いていたんですが最初震えて失禁しました。歩いてでも行ける公園に毎週車で少しずつ遠回りをしながら通い自分から乗るようになりました。日曜の里親会に初めて長いドライブをする予定。さくらちゃんにもお会いしたいです。里親会初めて参加予定です。
2007/03/15(木) 15:37:08 | URL | purita #aVoY0bc.[ 編集]
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