素敵な里親さんが見付かるまで、武蔵野のとある家に下宿する動物たちのお話。
あたしのベッドよ!
2007年03月07日 (水) | 編集 |
毎朝一番で会うときに、必ずウレションをしてしまう「さくら」さん。そこまで熱烈に喜んでくれるのは気分としては悪くないけれど、やっぱり癖になっては新しい家族も困ると思い、矯正することにしました。矯正方法は原因が分かっているのでおそらく簡単。「触る」と「漏らす」のです。なので、朝一番で会ってもさくらの気分が落ち着くまでは撫でるのを控えます。そして落ち着き、触っても漏らさなければ褒める。それだけです。

--------------------

今日もご機嫌な「さくら」さん。
わたしが作った長座布団のふかふかベッドがえらく気に入ったようです。(注:作ったと言っても長座布団を半分に折りたたみ、作ったカバーをかけただけですが)

DSCF1402.jpg

さくら「ちょっとアンタ何よ!このベッドはあたしのよ!」

DSCF1412.jpg

Buddy 「一緒に寝ようよ」
さくら「イヤよ!狭いじゃない!」

DSCF1480.jpg

Buddy 「どうしてもだめ?お腹見せてもだめ?」
さくら「ダメよ!」

DSCF1416.jpg

Buddy 「強引に乗ってみよ・・・」
さくら「あ!何すんのよ!」

DSCF1422.jpg

さくら「あんまりしつこいと、こうよ!パチーン!」
Buddy 「アイター!」
殴られまんた。

DSCF1406.jpg

Buddy 「くそー、こうなったら・・・!!!」
さくら「な、何よ・・・!!!」

DSCF1499.jpg

Buddy 「超強引に乗る作戦実行。」
さくら「(プチ・・・)トヤー!!ジャンプアタック!!!」
Buddy 「ギェー」

DSCF1524.jpg

さくら「ふん。勝ったわ!」
Buddy 「きー。」

さすが柴犬さん、いざというときは強いようです。
一方で、ベッドを噛んで悔しがるBuddyさん。弱いです。

しかしこれはあくまで「遊び」であり、2匹は結構うまくやっています(本当か?)。本当です(多分)。
このように、「さくら」さんの環境適応力はかなり高いです。先住犬ともちゃんと仲良くできますから!

さくら、里親募集中!
里親のお申し込みは、
千葉わんまでお願いします!


Buddyからの挑戦状
2007年03月07日 (水) | 編集 |
Buddyが生後5ヶ月ほどになり体が大きくなってきた頃、反抗期のようなものがありました。自分の立場を人間よりも上に、最も優位にしようという行動です。犬は群れを作る動物なので、虎視眈々と自分の優位を狙っています。下剋上です。油断ならないです。

Buddyがそのとき具体的にどんなことをしてきたかというと・・・

(家の中)何かにつけてガルガルと唸って反抗し、時に噛みつく。
(家の外)散歩のときに襲ってくる。

というものです。
特に散歩のときが困りました。
「ガルルー、ガルルー」と唸りながらわたしに飛び掛って、手などに噛み付くのです。散歩中ずっとそんな状態でした。きっと人が見たら、散歩をしているのか、単に襲われているのか、分からなかったでしょう。

わたしが強く目を見て睨みながら大声で注意しても、まったくBuddyの悪行が改善される様子はありません。首根っこをむんずと捕まえて地面に仰向けに伏せさせてマウント(わたしがBuddyに乗るのです)しても、あまり効果はありませんでした。
「完全にナメられている」わたしはそう思いました。
Buddyもきっと「これはイケる!自分の方が強い!」そう思っていたのでしょう。
注意しては噛まれ、怒っては飛び掛られる日が続きました。

ある日のことです。その日もBuddyは調子に乗って、わたしに飛び掛って噛み付いてきました。そして事件が起こりました(←大げさ(笑))。噛み付かれたわたしの手から血が出てきたのです。犬歯がズブリと手の甲に入ったのです。
その流れる血を見たわたしは

プチ

とキレました。
このままだとロクでもない犬になる。成犬になったら力負けして制御できなくなる。一度ギャフンと言わせなければ、一生噛まれ続ける。

そして、冷静に、でもキレたわたしは、Buddyの首をつかんで投げました。問答無用!という気分でした。
投げたといっても、思い切り強く地面に伏せさせるつもりだったのですが、投げ方が良かったのか(?)回転が入ってしまい、まるで柔道で一本背負いが綺麗に決まったときのように、Buddyの体はふわりと宙に舞い地面に叩きつけられたのでした(ちなみに芝生でやりました。アスファルトではやりません。)。そのままわたしは寝技に入り、Buddyが「参った!」と泣き叫ぶまでマウントし続けました。

場所が公園だったので人が見ていたし、Buddyがかなり大袈裟に泣き叫んだので「公衆の面前で虐待してる!」と思われたかもしれません。
正直、すごく恥ずかしかったです。できればこんなことはしたくない。
でも「今教えないと、次はない」という直感みたいなものがあり、わたしは公衆の面前で声を上げて犬と格闘しました。

こうしてBuddyはわたしに負け、彼の反抗期は終わりました。
Buddyは「力では敵わない」ということを理解したらしく、従順になりました。それ以来、噛むこともなくなりました。
後にも先にもこんなに激しくBuddyに接したのはこの一度きりであり、おそらく今後もないでしょう。

わたしのしつけ力不足だろうと思いますが、教えても教えてもダメなときもあります。一度だけ、ボスとして、絶対的な力で教えることが必要なときもあるかもしれません。
これを読んで「ひどい!犬を投げ飛ばすなんて暴力だ!」と思う人もいるかもしれません。でもわたしはこれは暴力ではないと思っています。そのとき必要なことだった、と言うしかありません。

おそらく犬を飼っていれば「教えるのは今だ」という”教え時”があることが分かると思います。そしてこれはわたしの意見ですが、そのときは中途半端にせず、犬がビックリするくらいに人間の絶対的な力を示すほうが効果的であると思います。その方が回数も少なくて済みますしね。こんなこと、何度もやるのはわたしもごめんです!

DSCF8220.jpg

今わたしは、Buddyをわたしのベッドに上げて一緒に抱き合って眠っていますが(犬と一緒に寝るのがわたしの夢でしたから〜!)、まったく問題ありません。威嚇もしないし、下剋上もしません(笑)。
古い犬の飼育書なんかには「犬と一緒に寝るのは、犬に上下関係を示せないので良くない」と書いてありますが、最近の犬の行動学では問題ないという考えも出ています。信頼関係、上下関係が最初にしっかりしていれば問題ない、とわたしも思っています。

DSCN3092.jpg

犬を飼うのはただ楽しいことばかりではなく、ときにこのように真剣に向き合わなければならないこともあるでしょう。でもその度に、犬のことが理解でき、犬も飼い主のことを理解していきます。そして結局それが「絆」に繋がっていくのだと思います。

DSCF8494.jpg

わたしはもちろん犬の専門家ではありませんので、犬との実生活での話しかできませんが、Buddyとは結構うまくやっているのではないかと思っています。これからも試行錯誤しながら、Buddyと一緒に考えながら、もっともっとうまくやっていくつもりです。
なぜなら、Buddyは単なる飼い犬ではなく、わたしの大事なパートナーだからです。

DSCF8239.jpg